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昭和医療技術専門学校

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2年生 実習の様子 ~微生物検査学実習~

2018.05.14

    2年前期。1週間の授業のほとんどが実習授業です。

その中の微生物検査学実習での様子を担当教員の香取より報告させていただきます。

卒業生の皆さん、お元気ですか。このブログを読んでいただけていたら、うれしく思います。

2年生の前期といえば、週3回の微生物実習を思い出してくれるのではないでしょうか?

学校では変わらず、週3回、微生物検査学の実習を行っています。

学生の様子から、皆さんが学生時代だった頃を懐かしく思い出してほしいなぁ~。

なんて思いながら、ブログを書いております。

現代の医療現場では、質量分析装置なども導入され、迅速な診断が行われております。

もちろん微生物検査の範囲でも同様に行われております。

しかし、学校では、まずは原理原則を学ぶことが大切です。

ですから、自分達が検査で使用する培地も自ら作成し、その培地に細菌を培養し、観察、染色、菌種同定までの流れを、3日かけて行います。 

この実習では多くの病原細菌を取り扱います。

実際に培養した細菌がどのように発育してくるのかを自分の目で見て検査を進めることにより、発育してきた細菌の特徴を自分で見つけ出すことができ、それが教科書に記載されている言葉と結びつけ、自らの知識にしていくことができていると思います。

教科書通りにいかないこともたくさんある実習ですが、「何故そうなるのか。」を常に考えながら、取り組むことで、自分自身で解決の糸口が見つけられています。

時間はかかる実習ですが、目に見えない細菌が自分の手で見えるようにし、検査結果を出していくことへの難しさとおもしろさを学生達は実習中に感じてくれていると思います。

学校で原理原則をきちんと習得させ、この学びが来年の臨地実習、そして将来に結びつくよう、今年もたくさん学生達を学習させていきたいと思っています。

まだまだ続く実習ですが、学生の皆さん、頑張りましょう(^_^)

以上です。

教務課 香取