東京都内で唯一の臨床検査技師教育に特化した実績ある伝統校

昭和医療技術専門学校

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2年生 医療人特論授業

2025.04.15

本校のカリキュラムに医療人特論という授業があります。
何の授業なの?と思う方が多くいらっしゃると思います。
名前の通り、医療人の方が来て、学生達へ医療現場とはこういった場所である。というお話をしていただく授業ではなく、私達学生が目指す臨床検査技師という枠だけでなく、さらに医療人という枠も越え、社会人・地球の中の1人という視点で物事を見つめていけるよう、様々なジャンルの方をお呼びして講話を聴き、対話を大切にしている学校長の授業です。
その1回目として、今日はまず去年1年間を振り返り、今年1年間の決意をお互いに伝える時間、また、学校長の著書である「社会人になるということ~令和版~」を読み、そこでの質問や感想を述べ、お互いに思うことを共有しました。

今年1年間で大切にしたいことの中に、
「後輩である1年生が生活しやすい環境を作ってあげたい」
と言った声があり、とても優しい学生達だなぁ~と感心しました。
本の感想では、涙ぐみながら自分の思うことを伝えてくれる学生もおり、仲間を信頼しているからこそ、そういった言葉が出て自然と出てくる、とても温かい時間と空間になりました。

学校長からは、
「本音の話ができることは素敵なこと。でも、本音の話ができる場がないと話すことができない。この場は本音を伝えられる関係性がある場である」
とお話がありました。

1年間本校で育ってきた学生達の自分の居場所があり、こうやって成長している姿を見ると、また1年後どう変わっていくのか。社会でどう生きていくのか。楽しみで仕方ありません。
入学したばかりの1年生も来年どう成長しているのか。今から楽しみです。
2年生は専門分野での知識・技術の習得が必要となる1年間です。でもそれだけでなく、来年臨地実習を控え、社会人になる一歩手前の1年間で人としても成長が期待されるます。
仲間を大切にしながら、日々の学習も一生懸命に頑張っていきましょう。

教務課 香取