「福島こども富士山プロジェクト」を実施!!<教員レポート>
2015.10.29
平成25年度より、本法人が支援しています、福島小・中学生のための「福島こども富士山プロジェクト」を、10月10日(土)~11日(日)の2日間にて実施いたしましたので、報告いたします。
このプロジェクトは、日頃、放射線濃度の高い地域で生活している子供達を、『富士山を中心とした場』に連れて行って活動することで、心と体を元気にすることを目的に、野外学校FOS代表の戸高雅史氏の活動に対し、本法人理事長及び学校長を務める山藤賢が全面支援を申し出て実現した企画で、本年で3年目となります。
本年度は福島県南会津と岩手県釜石市の小・中学生とボランティアスタッフの計28名が参加いたしました。
本校からも学校長をはじめ、職員ならびにお手伝いの学生が参加いたしました。
また、協賛企業((株)ア・ファクトリー、(株)アークパル)からもご参加いただいております。
◆10月10日(土) 1日目◆
各方面から電車に乗り、富士山駅に到着です!
車内では、参加する子供たちと本校の学生たちがトランプなどで大いに盛り上がっておりました。
その間、先に到着したFOS&昭和医療婦人会の皆さんで、今日の夕食の準備をしております。
無事に到着した子供たちはハンモックで元気に遊んでおりました。
本日よりお世話になるベースにはすでにタープが張られ、中心には焚火があり、そこを囲んで自己紹介を行いました。
名前や出身地、キャンプで楽しみにしていることなどをみんなに伝えました。
早速ランチです。豚汁においなりさん、おにぎりなど、みんなたくさん食べていました。
その後は自分たちでテントをはります。初めての作業ではありましたが、なかなか上手に完成できました。
夜になる前に、夕日を見にハイキングです。
初めての登山の子もいましたが、みんなで頑張って登っています。
途中ひとやすみです。
富士山に向かって、みんなでダッシュです。
目的の場所まで到着して、休憩です。
後から来たスタッフもダッシュして頑張っています。
夕日が出るまで寒さをしのぎながら、みんなでくっついて待ちます。逆さに寝てみたりしてみました。
がだんだん赤くなり、街の明かりが見え始めました。富士山から見た夕焼けのラインがとてもきれいでした。
そろそろ下山です。
帰りはすでに真っ暗で、暗闇の中を帰って行きました。帰ってきて夕食までの時間、自由に遊びました。その中でも、やっぱり焚火の周りが人気でした。
今日のメニューは山梨名物のほうとうです。お腹いっぱい食べました。
その後はサプライズの誕生日会です。
なんと、この日は本校からお手伝いで参加した学生の誕生日で、富士山ケーキとまささんのバースデーソングでみんなでお祝いしました!
富士山で誕生日を迎えられるなんてうれしいと大喜びでした。
夜は焚火を囲んで、歌を歌ったり、太鼓をたたいたり、それぞれで話したりと、ステキな時間を過ごしました。
次の日は朝3:30起床です。
焚火から離れる寂しさを感じながら、自分たちの好きな場所で就寝です。
◆10月11日(日) 2日目◆
ご来光を見に、早朝から出かけました!
が、雨が降っており、残念ながらベースへ帰りました。
やっぱり焚火の周りが落ち着くのか、なんとなくみんな集まっており、ゆっくりと時間が過ぎていきました。
そろそろお腹が空いた頃という時間に朝食です!
今日の朝食はオープンサンドにスープです。
自分の好きなものをはさんで、大満足です。
そろそろ雨が上がるかな~というころに、明神山へ。
霧が出て、少し寒いので、みんなで遊びます。
霧の中でも精一杯走って、追いかけて、逃げて・・・みんなで遊んだので、体も暖かくなりました。
そのうちに、霧が晴れ、富士山が顔を出しました。
そのタイミングで記念写真です!昭和医療の旗と学生です!
帰りは山中湖が見えて、天気一つでこんなにも目の前に見える景色が違うんだな・・・と感じました。
帰って来て、ちょっと遅いお昼ご飯です。メニューはカレーです。
豪華に3種類のカレーで、一つのお皿にどうやって盛りつけようか考えて、みんな個性あるカレーライスができあがりました!
食事も終え、最後にひと遊びです!
クロージング。
この2日間のキャンプを通して、それぞれが想うままに一言ずつ話をし、キャンプが終了しました。
今年も無事に福島こども富士山プロジェクトが終了しました。
今年もたくさんの人たちと出会うことができました。
この2日間は特別な空間の中で、人と人とが優しいつながりで、同じ時間を過ごす。
そのような場でたくさんの人と出会えたことに感謝です。
最後に、今回参加してくださいました小・中学生の子供たち、そして保護者の皆様、主催のFOSスタッフの皆様、協賛いただいている全ての方に心から感謝申し上げます。
昭和医療技術専門学校 教務課 香取