『前へ!』学校長 山藤 賢
2017.04.08
桜も満開をむかえ、いよいよ新年度が始まりました。
本校でも4月1日に入学式を行い、新学期が始まりました。
とてもあたたかい雰囲気の本校らしい入学式となりました。お忙しい中、ご参列いただいた保護者の方々もありがとうございます。
三村先生、下田先生、高加先生、本校同窓会の脇田会長からは、とても身に染み入る、素敵な式辞をいただきました。ありがとうございました。
これからの希望に満ちた新1年生をむかえ、学校も新鮮な空気に満ち溢れています。
学校生活にも少しずつ新入生が慣れてきた本日は、上級生主催による、新入生の歓迎会も行われます。新2年生も先輩の風格で新学期を楽しんでいる雰囲気です(^^)
さかのぼりまして、3月29日には国家試験の発表がありましたが、昨年度は、残念ながら最終的には3名が国家試験には不合格でした。しかし、本当は、残念なのではなく、95%以上の合格率と70名の合格者数は例年通り全国でもトップの実績であり、合格した学生達と保護者の方々には、その努力に対し、心から「おめでとう」と「ありがとう」を述べたいと思います。またお世話になりました講師の先生方には深く感謝いたします。ありがとうございました。
国家試験に関しては、ここ数年100%合格のことも多かったので、不合格者がいるだけで残念という言葉になってしまいますが、不合格だった学生は本当に残念だし、悔しかったと思います。しかし、全員卒業を果たしたうえでの全員でのチャレンジの結果です。いつものことですが、結果は仕方のないことです。真剣勝負をしているわけですから、うまくいくときも、うまくいかないときもあります。人生もそうですね。しかし、厚生労働省の詳細発表を見ると、相変わらずですが、卒業者の調整で合格率を高めている学校や、既卒者(卒業はしているが国家試験に受かっていない者)の数が多くたまっている学校もあります。本校の成績は、そのような要素を排除してみると、合格者数の全国で一番多い学校になっています。これを見ると、我が事ならば、正直な数字を出している学校だなぁ(笑)と思います。そして昨年度の卒業生達全員を誇らしく思います。結果は、水物ですが、その過程のプロセスが大事かと思います。その過程の努力は、必ずどこかで報われます。目の前の結果だけでなく、その遠回りも、後々の人生や学校の財産となるに違いありません。昨年度残念な結果になった学生も含めて、新3年生も勝負の年として、自分の力を精一杯出せるように、何事にも「心を向けて」全力でやっていきましょう(^^)
卒業生の皆さんもお元気ですか?それぞれが、それぞれの場所で、フレッシュな気持ちで前に進んでいきましょう!遠くから応援していますよ。
さて、我々教員チームも全員で、花見も楽しんだことですし(笑)、新年度に気持ちを切り替えて、前を向いて進んでいきますかね!