3年生 研修キャンプ 報告レポート
2016.11.08
10月19日~21日に3年生が研修キャンプに行ってきましたので、報告いたします。
今年で3回目となる研修キャンプです。目的は例年と変わらず、臨地実習から国家試験への切り替えです。そして「限界を超える」「同じ釜のメシを食う」といったテーマを掲げています。
今年も3年生全員が4月~9月までの6ヶ月間の臨地実習を無事に終え、10月からは全員卒業・全員合格へ向けて学年一丸となって、勉強の日々を送ります。
その切り替えとして、今年も3年生と教員、そして、お手伝いくださる野外学校FOS代表 戸高雅史さん(まささん)とスタッフの皆様と学校から場所を変え、富士山麓にある山中湖畔付近のYMCAキャンプ場へと移動し、3日間を過ごしました。
■1日目(10月19日)
初日は到着して早速勉強が始まりました。
いつもと違った環境での勉強は新鮮で、学生達も気合いを入れながら、講義やグループでの勉強に真剣に取り組んでいました。
勉強の合間の食事は、みんな満足するほど食べていました。
夜10時を回り、校長先生より、夜食をいただきました。
まだまだ勉強は続きます!
夜12時になり、本日の勉強は終了です。
眠さに耐えながらも、友達同士で助け合いながら、最後まで諦めることなく、一生懸命に勉強に向き合っていました。
1日目の勉強も無事に終了し、学生達はすぐに就寝したようでした。
また、明日も頑張りましょう。
■2日目(10月20日)
朝5時45分起床です。
外はまだ暗い中、朝の散歩に出かけました。
2日目も午前中いっぱいは勉強です。外の冷たい風にあたって、目が覚めたところで、朝の運動をして、勉強開始です。
また、朝から頑張りましょう!
実はみんなが勉強している合間にこっそりと山中湖へ向かうと、素晴らしく富士山が見えていました。
午後にはみんなも素敵な富士山に出会えるのではないかと期待してしまいました。
昨日到着してからの勉強会も終了です!
やっと終わったと安堵の気持ちと達成感で溢れていました。
なんと、13時間も勉強したそうです。
この勉強の成果が今後の勉強に繋がることを期待しています!
勉強を終え、ここからはまささんとともに残りの時間を過ごします。
天気が良く、お日様の下でのお昼ご飯を終え、出発です。
森に入り、山を登っていきました。
紅葉が見え、空が青く、今まで勉強漬けだったことも忘れてしまうくらいの天気に恵まれ、みんな解放され、元気に山を登っていきました。
途中の登りが苦しい時もありましたが、みんなで支えあいながら、全員で頂上を目指しました。
トトロの道のような上り坂を登り切ると、なんと、大きな富士山が出迎えてくれました。
登ってきた疲れも吹っ飛んだように、学生達は大喜びで、おおはしゃぎしていました。
時間には差がありましたが、なんとか全員で登り切ることができました!
着いてから、ここどこ?と学生達(笑)
なんと、明神山(約1300m)を1時間ほどかけて登りました。
頂上では写真を撮ったり、お茶をしたりと自由に過ごしました。
これから国家試験への勉強にまっしぐらになると思うと、こういった時間がとても貴重だなと感じました。
帰りは駆け下りて行く学生達もいました!
行きは1時間もかかったのに・・・帰りは20分ほどで下山できました。
下山途中、ススキがきれいで、秋を感じることができました。
夜は、毎年恒例のさっちゃん(FOSスタッフ)特製の焚火を囲いながら、実習の打ち上げとそして、この先に待っている国家試験に向けて、みんなで思い思いの時間を過ごしました。
毎年のことながら、まささんの太鼓とギターは最高です(^_^)
最後まで語り合い、まささんのギターで歌ったりと、夜の時間を過ごしました。
■3日目(10月21日)
朝3時起床、出発です。
今日は富士山5合目から6合目を目指し、朝のご来光を見に出かけます。
ご来光ポイントへ目指して行きます。
空には星がたくさん見え、時には流れ星も見ることが出来ました。
到着です。
朝のお日様が見えるまで、じっと待っています。
素晴らしい朝焼けです。
今か今かと、お日様が顔を出すのを待ちます。
お日様が顔を出した瞬間、大きな歓声が上がりました。
毎日顔を出しているお日様も、毎日こんな素敵に見えることもなく、そして、今日、この瞬間に、たくさんの昭和医療の3年生と一緒に見ることが出来ることは、とても奇跡的なことだよ~と、お日様が言っているようでした(*^_^*)
たくさんのパワーとエネルギーをもらえたような感じです。
集合写真を撮って帰ります。
帰りはこんな道だったの?と、暗くて分からなかった行きの道を戻り、途中見上げると太陽に照らされた富士山が見え、そして、素晴らしい雲海と山中湖とその先の山並みを見て、帰りました。
自分達のベースに戻り、たくさんのパワーをもらった学生達は、まだまだ元気に遊んでいました。
初めて挑戦したスラックラインに夢中になったり、キャッチボールをしたりと、普段の学校では見ることの出来ない、そのままの学生達の姿を見ることが出来ました。
このキャンプもそろそろ終わりです。
最後のソロの時間。自分の好きな場所で一人になり、自分と向き合う時間を過ごします。
シェアの時間。
このキャンプに参加した全員がこの3日間で思ったこと、感じたことを全員で受け止める、そして、分かち合う、そんな時間です。
ここに立つ学生達は、4月の時とは比べものにならない大人になっていて、でも、まだまだ子供のような部分もあり、そんなことを感じることができる3日間のキャンプになりました。
この2泊3日は、その時間をただ過ごすことが目的ではなく、この3日間で学生達が体験して感じたことが、今後の彼らの成長の手助けになると思っています。
困った時、辛くなった時、うまくいかなくなった時、いろんなことが、この先待っていると思います。
でも、その時は周りを見れば、この3日間を一緒に過ごした、いつも支えてくれる仲間がいるはずです。
そんなことに気づけた3日間であったのではないかと思います。
富士山とお日様からもらったパワーを、これからの国家試験に向けて、全力で注ぎこんでいきましょう!
3日間、みんなと一緒に過ごして、楽しい時間となりました。ありがとうございました。
これからも、一緒に頑張りましょう(*^_^*)
以上で報告を終わります。
担任 香取