学校長からの学会報告
2016.09.09
先月末より、例年通り、日本中の臨床検査技師教育に携わる教員が一同に集まる、日本臨床検査学教育学会学術大会が開催されました。私は副理事長も務めさせていただいており、理事会も含め、シンポジウムも依頼されたこともあって、神戸に4日間行ってまいりました。2年前に本学が主管となって学会を開催したことを思い出し、あの際は大変だったなぁという思い(笑)と、また卒業生や、色々な講師の先生方、教員、学生、支援してくださった方々にあらためて感謝の念を抱きました。いま思い返しても、あの時の学会は本当に『あたたかい』学会であったと思います。その節は、本当にありがとうございました。
今回の学会は、4学会合同の大会でした。世界医学検査学会との合同シンポジウムもありましたし、日本医学検査学会、日本臨床検査医学会との合同セレモニーもありました。
セレモニーでは、秋篠宮親王と紀子様がご列席くださり、目の前のお二人に、私はかなり感動!(笑)
特別講演はノーベル賞受賞者の田中耕一先生が講演してくださりました。大変勉強になりました。
最後に嬉しかった出来事の報告を。私が、学会のロビーで歩いていると、後ろから、「先生っ」と肩をたたかれました。普段、若くてカワイイ女性に声をかけられることなどない(笑)私はビックリしてしまいましたが、よく見ると、昭和医療の教え子ではないですか!どうしたのか聞くと、学会発表だとのこと、見せてもらうと英文で立派な発表でした。初めての学会発表ということで、おー、偉くなったなぁ…、なんて思っていたら、一緒にいたその病院での指導者もウチの卒業生!他にも、歩いている方々の中から、何人にも声をかけていただき、卒業生がたくさん参加していることに気付きました。みな、それぞれのステージで頑張っていますね~。大活躍です。誇らしく思いました。
今回、私のほうでも、学会のシンポジウムで学校の取り組みの話を講演させていただきましたが、ここ数年の国家試験結果も含めて、たくさんの方々から、本校卒業生や在校生のお褒めの言葉を頂戴することがとても多かったです。
と、いうことで、発表ポスターの前で卒業生と恒例のガラケーでの自撮り!志帆ちゃん、ありがとう!がんばってね!
学校長 山藤 賢